股関節に違和感を感じる人は多いようですね。
股関節自体がズレている場合もありますが、
他にも仙骨がズレていても股関節に違和感が生じます。
あぐらをかいたり、歩いてるときに股関節あたりがカクンと変な感じがあるのが特徴的です。
この骨格以外にも原因があるんです。
原因としては
・靭帯の問題
・関節の問題
・滑液包の問題
・内臓ー体性反射の問題
に分けられます。
靭帯の問題それが、坐骨大腿靭帯と腸骨大腿靭帯と恥骨大腿靭帯です。
大腿骨の大腿骨頚という場所に靭帯がしっかりとついています。
最も大きく強い靭帯ですが、負荷がかかると靭帯に影響が及びます。
ゴルフなどの体をねじる動作が多いとさらに負担がかかりますが、
そんなときにこの靭帯を刺激すると良い効果をもたらします。
この靭帯の深部に、腸恥包という滑液包がありまして、
滑液包が炎症することによっても股関節の違和感が出てきます。
滑液包は関節などの摩擦の多い場所に、筋肉や靭帯のクッションのようなものです。
滑液包が炎症を起こすと熱感と痛みがあるので急性の場合は冷やすほうがいいですが、
慢性の場合は滑液包への手技アプローチもやってみる場合があります。
慢性の場合でも膜が厚くなりカルシウムなどの沈殿物が溜まってる場合は整形外科に行くべきです。
内臓によっても影響が出てくることがあり、
それが腎臓や尿管の問題です。
しっかりとお医者さんのための解剖学の本にも書いてありますが、
関連痛または内臓ー体性反射と呼ばれるもので
腎臓、尿管の問題は股関節にも影響を及ぼします。
腎臓に持病がある場合や尿管に結石がある場合はどうしようもありませんが、
内科でなにも異常なしの場合なら内臓整体で解決できることがあります。
股関節の違和感にはこのように原因が様々なので
もし気になっていた場合はお気軽にご相談ください。