座ってる状態や寝転がってる状態から立ち上がると
めまい、立ちくらみ、ときに失神する方がいますが、それは
血圧が一気に下がったせいです。
身体には圧力に反応するセンサーがあり、
血圧が上昇すると血管の圧を感知し
血管運動中枢を介して血圧を低下させる反射がおきます。
このセンサーがあるからこそ
血圧をコントロールすることができます。
しかし、このセンサーは重力に対しても反応します。
つまり、座った状態や寝てる状態から急に立ち上がるとその反応がおこります。
ただし、この血圧低下は圧受容器の反射により
心拍数増加と下半身の血管の収縮によって
30秒~数分で正常に戻ります。
自律神経が乱れてる方や
夜更かし、精神的ダメージのある方、
そして足の筋肉が疲れてる方に多いです。
足の疲れだけならまだいいですが
不眠があったり頭痛があったり手が震えたり冷えてたりする場合は
頭蓋骨矯正がオススメです。
内臓整体のメニュー内で症状がある人に施術します。
ちなみに
施術の後に座ってもらって
肩や背中をトントン叩いてるのは、
クライアントさんが施術ベッドがから起き上がって
血圧が下がってめまいでの転倒や失神しないようにする意味があります。
トントンと叩いて交感神経を一時的に過緊張にし
血管を収縮させて血流を素早く身体中に巡らせて、
転倒、失神の予防をしております。