マイナビニュースに
という記事がありました。
http://news.mynavi.jp/news/2014/04/12/020/
盲腸の手術と聞くとわかると思いますが、
その部分に虫垂があります。
ヒモ状の形をしており、その中はリンパ組織になっていて免疫にかかわっています。
今まで、虫垂は気軽に切除されてきましたが、
虫垂の機能が新たに分かったようです。
虫垂では免疫グロブリンのIgAが産生されていて、
IgAが腸内細菌叢をコントロールしています。
虫垂を切除すると、IgAの産生が遅れて
細菌叢をコントロールできにくくなり
炎症性腸疾患になりやすくなるそうです。
ちなみに、虫垂を切除すると
切り取った周囲が癒着して腰痛を引き起こすこともあります。
右側の腰痛が手術後数日経ってから出てくるのでわかりやすいですね。
手術後の癒合がしっかりしているなら、
当サロンの腸の整体「腸もみ」の手技によって癒着を剥がせる場合があります。
腹腔鏡手術の場合は癒着が少ないので
あまり腰痛は起こらないことが多いです。
ちなみに虫垂炎になると
みぞおちやヘソ周りの違和感がおこり
その次にお腹の激痛が起こり
高熱も出て
さらにひどくなると腹膜炎も起こり
敗血症になり命にかかわることもあるので
腹痛があれば気軽に内科にいったほうがいいですね。