スタッフが
「クシャミをすると腰が痛い」
と言ってました。
前日から痛くなったそうです。
クシャミをするたびに痛いと言えば、
代表的なのが腰椎椎間板ヘルニアです。
整形外科テスト法にバルサルバ検査法というのがありまして、
下腹部に力を入れて排便のときのイキミのような力の入れ方をすると
ヘルニアなどの病変があれば痛みが発生します。
そしてデジェリン3徴候というテスト法もありまして、
セキやクシャミで痛みが起こり、
先ほどのバルサルバにて痛みが出る場合は陽性となります。
陽性となった場合、
椎間板損傷、腫瘍、骨棘などの硬膜内の内圧が高まる占拠性病変を疑います。
スタッフにバルサルバ検査法を試したところ、
痛みが発生したので
バルサルバ陽性となりました。
しかし、たった一日で痛みが起こったということは
腫瘍、骨棘、ヘルニアの可能性がかなり低いです。
激しい運動もしてないので
椎間板損傷の可能性も低いです。
ちなみに、腰痛でヘルニアと診断された方のうち
9割が誤診だというお医者さんもいます。
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/40164
ヘルニアを調べる整形外科テスト法で陽性となりましたが、
身体の全体的なバランスが悪くて椎間板が少し出てるだけの状態のことも多いです。
早速、骨格のズレを調べてみたところ
腰椎5番の後方へのズレと、骨盤が両方とも後下方にズレていました。
いわゆる“腰猫背”の状態ですね。
腰椎5番を矯正し骨盤を矯正したら痛みがすぐになくなりました。
腰椎5番を矯正できるカイロプラクターはあまりいないらしく
骨盤が両方後下方にズレているとわかる人もあまりいないですが
クシャミのたびに腰痛が起こる方は
あきらめないで良いカイロプラクターを見つけれるといいですね。
当サロンでも矯正が出来るので気になることがあればご相談ください。
前かがみの姿勢で腰椎の前方に圧がかかり
椎間板が後方へ突出し神経を圧迫している状態