立ちくらみにはいろいろな種類があります。
よくあるのが、
・目の前が真っ暗になる
・立ち上がるとフワっとする
・景色が回転している
といったものですね。
それぞれ原因が違います。
目の前が真っ暗になるのは、大雑把にいうと脳への血流低下によるものです。
脳への血流低下は様々な原因があります。
立ち上がるとふわっとするのは、関節の感覚受容器の問題があります。
景色が回転しているのは三半規管などの内耳の問題のこともあり、耳鼻科が専門となります。
スタッフが
「立ち上がったときにフワっとする」
と言ってたのでホワイトボードに説明、そして実証しました。
ふわっとするということは、原因が三半規管のこともありますが、
一般的に多いのは、
実は足裏の問題です。
関節には感覚受容器があり、身体のバランスをモニターしています。
その感覚受容器が一番多いのが足の裏なんです。
いわゆる「メカノレセプター」ですね。
立ち仕事の方や、重い荷物をよく運ぶ方、よく歩く方、ジョギングする方など、
足の裏に負担がかかる人に多いのが特徴です。
その説明をした後に、実際にスタッフの足裏を2分ほどほぐして
立ちくらみが起こるかを試してみました。
結果は、立ちくらみがなくなりました。
たった2分程度でも体のバランスをモニターしている受容器の反応は変えられます。
実証の為だったので、長持ちさせるために実際はもっと時間をかけて丁寧に足裏をマッサージしないといけないです(^_^;)