Medエッジというサイトに
「サンマのおいしい季節!青魚に含まれる魚油DHA、目や記憶に良いだけではなく大腸炎を抑える効果も」
という記事がありました。
DHAにはクローン病や大腸憩室炎、潰瘍性大腸などの炎症性腸疾患を抑える効果があるのだそうです。
腸管には外の状況と同じように異物や病原菌なども入り込むため、
腸管から体内への食物の栄養吸収をするときは体内に入る前に免疫が悪い物を体内に入らないように腸管バリアが防御してくれます。
腸管バリアにはたくさんの免疫がスタンバイしており、それ以外にも腸管の内側には上皮細胞があり、その細胞は隣同士で「タイトジャンクションタンパク質」により隙間が空かないようにピッタリくっついているので異物が体内に侵入しない機能が働いています。
このタイトジャンクションタンパク質が魚のDHAと関わってきます。
DHAには、炎症に深く関わる「NF-κB(エヌエフカッパビー)」というタンパク質の働きを抑える効果があるという報告が出ている。その報告によると、動物実験ではDHAによる炎症性腸疾患の治療効果も確認されていた。
2週間後にはDHAによって大腸の炎症が抑えられていたという結果が出たのだそうです。
クローン病も潰瘍性大腸も難病指定されているので
青魚を食べるだけで炎症がやわらぐなら改善のためにも予防のためにも
積極的に食べていった方がいいですね。