新スタッフが
「右手の親指が曲げにくくて、ひどいときは親指が曲がらないんです。曲げたら指が痛いし」
とおっしゃってました。
指が曲がりにくくて、親指を伸ばそうとすると、バチン!と急に伸びるのだそうです。
そして、親指を曲げると痛みが出る。
整形外科に行くとバネ指と腱鞘炎と言われ、
「手術した方がいいよ」
と手術を勧められましたが、メスを入れるのはなんだか悪くなるような気がして
手術以外の方法を探すことにしたのだそうです。
接骨院に行くと
テーピングだけされて、
「電気や温熱だけでも当てにきて」
みたいなことを言われ、
接骨院は無いなと思い、そのままどうしたらいいのか
悩みながらも放置していたのだそうです。
右利きで右手の親指が使えないということは、
物を握る動作や、物を持つ動作、スマホやリモコンなどの機器の操作もしにくくなるので
日常生活でのストレスはけっこう多くなります。
そんなスタッフが当サロンで働くことになり、
研修中に、親指の相談をしてくれました。
診てみると、親指の付け根の骨(舟状骨)がズレていました。
そこをすぐに矯正し、どんな感じか指を動かしてもらうと
「痛みがだいぶマシ!動かしやすい!」
と喜んでました。
しかし、他にもやりたいことがあったので
次の日にもう一度、同じ場所を矯正し、
さらに関節を包む膜もゆるめていきました。
すると「痛みが全然ない!動かしやすい!」
と喜んでくれました。
これで、整体が思う存分出来ますね!
手は、手首付近に小さな骨が8つあるので、
その一つがズレるだけでも違和感がでてきます。
その積み重ねによって筋肉や腱にも影響がでてしまい、腱鞘炎やバネ指になってしまう
ことも多いです。
もちろん、筋肉の使いすぎで骨がズレることもあるし、
別問題として、滑って地面に手を強く突いてしまい、それから指が動かしにくい
ということもあります。
突発的な衝撃での骨のズレですね。
手首近くにある小さな骨を矯正できる人は全国的に少ないので
カイロプラクターや様々な療法家の中でも
できる人は少ないので探すのは大変だと思います。
小さな悩みに思えても日常生活に支障がでてストレスが重なります。
小さなことでも、早く解決したほうが
ストレスも減って楽に過ごせることになります。
ちなみに、妊婦さんの腱鞘炎やバネ指だけは改善が難しいですね…
体が全体的にむくみが発生して、指での内圧が高まりバネ指、腱鞘炎も出てしまいます。
出産後に自然に改善していくことが多いのでご安心ください。