睡眠ホルモンは腸内細菌が生み出す

東洋経済ニュースのサイトに

「眠りが浅い原因は「腸内」にあるかもしれない」

という記事がありました。

 

睡眠はメラトニンという物質が関係してきます。

メラトニンが血中に多くなると睡魔がやってきます。

 

昼にはメラトニンが少なく、夜に多くなるので

体内時計を調整する役割もあります。

 

メラトニンの原材料となるトリプトファンは、

腸内細菌が生成をしています。

腸内環境が悪いと、トリプトファンが生成されにくくなり、

メラトニンが体内から少なくなり、不眠になってしまいます。

 

このメカニズムがありますが、

他にもですね、

 

胃に内容物がある状態で寝ようとすると、

胃も寝ないといけないけど内容物が残ってるから必死に起きて

内容物を運ぼうとします。

体は寝ようとしてるけど

胃は「寝ちゃダメだ!まだ仕事がある!」と必死に体が眠らないように抵抗をします。

しかも、胃の次は十二指腸、そして小腸とまだ仕事をしなければならない臓器たちが待っています。

小腸まで行ければスムーズに眠れますが、

胃と十二指腸に内容物がある状態だと寝付きが悪く、眠りも浅く、

起きた時に疲労感を感じることになります。

 

寝る3時間前には晩御飯を食べ終わる必要があるのは、

このためです。

 

腸内細菌も大切ですが、

消化器系の役割も考えてあげると

睡眠の質がさらに上がります。

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