尻もちをつくときに、ドライヤーを下敷きにしてさらに痛い
スタッフが
「昨日尻もちついてしまって、しかも場所が悪くてたまたまドライヤーの上に尻もち
ついてしまったんですよ?！」と言ってました。
前にかがむだけでもお尻が痛いのだそうです。
座るのはもっと痛いらしく、お尻を少し浮かせてないと痛いみたい。
僕は忙しかったので「冷やしておいた方がいいですよ」と
アドバイスして、作業を続けてましたが
なかなか痛そうなのでみてみることにしました。
まず、尻もちの衝撃で骨盤がズレている
お尻のど真ん中で尻もちをついたのではなく、
仙骨の右側にドライヤーがあたったのでお尻の右側が痛いのだそうです。
打撲のような怪我は、冷やすのが一番やるべきこと。
しかし…
「寒いから冷やしたくない！」と言われ…
しょうがなく、骨盤矯正をすることに。
尻もちの衝撃で仙骨と骨盤がズレていたので
そこをまず矯正。
これだけでも仰向けのときに「楽になった！」と喜んでましたが
座るとまだ痛いとのこと。
痛いところを触ってみても、むくみや膨張した感じや
熱感がなかったので、炎症ではなく筋肉の過緊張だろうなと判断。
張りすぎた筋肉には
オステオパシーのスティルテクニックにて筋肉を緩めていきました。
そうすると
最初の痛みが１０だとすると４まで下がりました。
まだちゃんと座れず、お尻を浮かせたいようだったので
今度はお腹側からアプローチしていきました。
そうするとお尻の痛みがなくなり、ちゃんと座れるようになりました。
時間にして１０分もかかってません。
しかし急な衝撃で痛めたので、また痛みが少し復活してくると思います。
痛みが後々長引かないように２?３回は整体をしておいた方がいいですね。
ちゃんと、冷やすと改善が早いので
もしもどこかぶつけたけど腫れてないけど痛い場合は、
とりあえず１０分ほど冷やして
それでも痛みが続くようならちゃんと整形外科で診てもらってくださいね。
本当は、先に整形外科に行くべきだけど…
忙しいときは応急処置として冷やしてみてください。
閉経後の女性の場合、骨粗しょう症になりやすいので
尻もちをつくと背骨の一部が圧迫骨折してしまうことがあります。
もし閉経後なら、2日後か3日後に背中や腰に痛みが出てくることがあるので
その場合は早めに整形外科を受診してくださいね。
