カイロプラクティックは日本以外の先進国および発展途上国も含めて
世界で約40ヵ国が法制化しています。
世界中の国家資格の医師や看護師などに一定の教育基準が定められているように、
カイロプラクターにも世界での教育基準というものがあります。
世界保健機関(WHO)ガイドラインに準拠した教育プログラムが教育基準となります。
この教育プログラムを修了するとカイロプラクター登録試験(JCR登録試験)を受けることができます。
カイロプラクター登録試験を受けるために
日本の医師や海外のカイロプラクティック大学などを卒業された講師による授業を受ける必要がありました。
半年に1回、東京で期末試験とスクーリング講義、そして毎月5~6課目のレポートを3年間提出し合格することで
登録試験の受験資格が得られます。
カイロプラクター登録試験は
第三者試験評価機関であるアメリカの国際カイロプラクティック試験委員会(IBCE)から
提供された試験問題を使用しています。
JCR登録試験登録者の名簿を一般公開し、厚生労働省や関係省庁へ提出していっています。
カイロプラクティックの有効性を認めた調査研究が世界中から発表されているのでWHOも認めるようになりましたが、
日本は国民のためのエビデンスよりも政治を優先する傾向があるのでこの先も法制化は微妙なところです。
ロンドン五輪、リオ五輪でカイロプラクターが選手のケアをすることができるようになったため、
東京五輪でもカイロプラクターが参加してケアできるのではと思って
3年前にプログラムに参加してやっとWHO基準カイロプラクターに合格しました。
父親の左脚が義足だったんです。
歩くのが辛い身体障害者の父親を知っているからこそ、リオ五輪でのパラリンピック陸上競技で選手達が
イキイキと楽しそうに走っているのを見て衝撃を受けたんです。
パラリンピックで少しでも貢献できたらなと思ってたんですが日本ではカイロプラクターの参加は難しそうですね。
超高齢化社会となり医療費が増大する日本で、病気や怪我の予防に役立つのがカイロプラクティック。
足腰が健康でいられるようにケアができるので今の時代には重要な職業です。
病気や怪我の予防をしてこそ、医療費の増大を抑えることができます。
たとえ日本政府が認めていなくても、世界中の国々で認められています。
それに、WHO基準のカイロプラクターとなってJCR登録試験登録者が増えれば
日本で法制化がしやすくなると思うんです。
まだWHO基準カイロプラクターになっていない方は
身体の不調に悩む国民と
そして未来のカイロプラクターのためにもぜひ早めの取得をお願いします。