右上腹部に限らず、左上腹部にも起こることですが
その場所のお腹が痛くなることがあるんです。
前皮神経の影響により腹痛が起こることがあります。
この痛みは前皮神経絞扼症候群(ACNES)といいます。
腹筋(腹壁)が神経を圧迫したりすることによって神経による痛みが起こります。
けっこうな痛みですが、腹痛で内科に行っても原因不明で終わります。
僕はACNESという名称と病態を知りませんでした。
クライアントさんが麻酔科医に言われ、この名称を知りました。
ただ、臨床の現場ではカイロプラクティックのテクニックで
肋間神経(前皮神経)へのアプローチで改善していることが多く、
名称があるということに驚きました。
もしかしたら他にもカイロプラクティックで改善する症状に名称があるかもしれないですね。
ちなみに、全てのACNESが改善するわけではなく、
本当に内臓性の痛みのことがあります。
それは、十二指腸の緊張やオッディー括約筋の緊張によるものです。
内臓にアプローチすることで内臓による関連痛の筋性防御が緩和し
腹痛が改善することが多々あります。
内臓性に関しても、内科での検査で異常なしと言われ原因不明となる流れは一緒です。
原因不明の腹痛に悩んでいる方は
病院での検査で異常なしなら施術を受けてみてくださいね。
内臓へのアプローチは当サロンでの得意分野となります。
カイロプラクティックでのアプローチは当サロンも得意としていますが、
全国的にカイロプラクティックはあるので地域で検索してみてくださいね。
カイロプラクターの知識と技術は人によってかなりの差がありますが…
神経のことに詳しいカイロプラクターなら改善できます。