学校に行くギリギリの時間に子供が「学校に行きたくない」と言ったらどうしますか?
朝の忙しいときに起こって欲しくない厄介な問題。
1分ほどで解決したので紹介します。
普段、朝はだいたい妻が娘を学校へ送り出しています。
僕はもう少し遅めの時間に起きて準備をしていますが、
その日は妻から「学校に行きたくないって言うからなんとかして!」
と言われ起こされ、妻は仕事へ行きました。
娘に行きたくない理由を聞いてもハッキリ言わず、
しょうがないので別の手段をとりました。
それは、アクション映画を見終わったあとに強くなった気分になるアレの方法の応用です。
心理学用語でなにか近いものがあれば良いんですが…カタルシス効果が一番近いかな。
カタルシス効果とは?
不安や怒りや悲しみなどの感情を言葉にして発することで気持ちが落ち着き楽になること
例:彼氏と別れた話を友人にすると気持ちがスッキリした
カタルシス効果では会話によって気持ちを落ち着かせていくことになりますが、
それを応用することで解決へ導くことができます。
朝の時間がない状態なので、会話はあまりしていません。
その代わりに、行動によって感情を発散させる方法をやりました。
「よし!学校に行きたくない気持ちをぶつけろ!手にパンチするんだ!」
ボクシングのようなパンチを親の手にやってもらうんです。
ペチ!
「もっと強くだ!」
ペチン!
「もっと素早く!」
パチ!
「腰を回転させてパンチだ!」
パン!
「よし!今のいいぞ!良いパンチ!」
パン!!
「最高じゃないか!最高だ!最高のパンチだ!」
パン!!
「よし!その最高の感じで学校に行ってこい!」
これによってモヤモヤした気持ちから、パンチを褒められて良い気分へ変化し
すんなりと学校に行ってくれました。
その日の夜、妻が娘に「朝はなんの話をしてたの?」と聞いたところ
「なに言ってるかよくわからなかった」と言っていたそうです。
これでいいんです。
パンチさせていただけだし…
パンチの練習自体は、親が自分自身であらかじめやっておく必要があります。
僕はニンテンドースイッチのフィットボクシングというゲームで練習をしていたので
パンチの基本は知っていました。
いろんな情報を知っていると、いざというときに応用がききます。
ちなみに、このフィットボクシングはストレス発散になるし、適度な運動にもなるのでオススメです。
子供が危険にさらされるような、もしもの時にも戦いで使えるかもしれないし…
僕はたまに手首と足首にオモリをつけてやっています。
実用的なゲームっていいですね。