炎症性腸疾患の仕組みが解明されつつあるようです。
Mrdエッジというサイトに
という記事がありました。
炎症性腸疾患は、自らの免疫システムが間違えて自分の細胞を攻撃してしまい、
腹痛、下痢、便秘、直腸の出血などを引き起こす自己免疫疾患です。
下痢が続くクローン病や潰瘍性結腸炎が代表的な病気です。
“研究グループは、「バクテロイデス・シータイオタオミクロン(B.theta)」と呼ばれる腸内細菌に注目した。腸の内壁を覆っている粘液を分解し、細菌が腸の組織に入り込む。免疫細胞と遭遇して炎症性腸疾患の特徴である免疫反応を引き起こすというものだった。
実際には、細菌は腸内にとどまっていた。その一方で、細菌が作る粒子が腸の細胞の中に入り込んでいた。小さな球状のポケットの形をしており、細菌の外側の薄膜がちぎれたもの。細菌から宿主の組織の中に移動し、そこで免疫細胞と相互作用を行う。
研究グループは、航空母艦から発射されたジェット戦闘機と表現する。”
細菌が作った粒子によって免疫が反応し炎症をおこしていたようです。
腸の細胞へ粒子を埋め込んで免疫と直接は戦わないということでしょうか…。
なかなか予想外のことをする細菌もいるんですね…。
腸内環境が崩れて細菌が繁殖しすぎたりすると能力の高い細菌もあらわれそうですね。
腸内で過剰に菌が繁殖すると腹部膨満感を感じやすくなります。
そもそも、宿便や滞留便があると菌が繁殖しやすいので、
宿便を貯めない世に腸内環境を整えておくことが大切です。
腸もみでは腸の仕組みである腸筋層反射を刺激することによって
効率的に宿便や滞留便を流していきます。
自然に腸内で腸筋層反射が起こるように腸内環境を整えていきます。