整体の仕事と言えど、オーナーなのでいちおう経営者です。
この仕事をしていると、
たくさんの営業マンや詐欺っぽい方、
何度断っても超ゴリゴリにネットワークビジネスを
ススメる方などがやってきます。
今まで散々、そのような人達と会って話してたくさんの時間を無駄にしました。
今まで出会った詐欺師や悪徳営業マンの特徴を並べていきます。
1、爪が汚い(相手の気持ちを考えてない)
一部のネイルがハゲていたり、男性なら指の間に油汚れがビッシリあったり、爪が伸びっぱなしの人がいます。
こういうのは身だしなみレベルでアウト。
2、話の内容が薄い(教養が低い)
過去にいましたが、政治の話を自分からしてきたわりに、間違いを指摘したらしどろもどろになっていました。社会情勢にも疎く、自分から言ってたわりに反論するとちゃんと返せない。ニュースをちゃんとみていれば、話してる内容がなにかおかしいと気づくはず。
3、金持ちアピールしてくる(欲望につけこむ)
金儲けの話をしてきます。金持ちが一般人に突然金儲けの話をふっかけるのはそもそもおかしい。
4、金持ちアピールしてるけど、格好と言ってることが不釣り合い(着飾っているだけ)
その方は「叶姉妹みたいにNTTの権利を持っててお金が何億も入ってくる」と言ってましたがそのわりに爪が油でつまり、時計もせず、靴は汚い人でした。
5、台本通りしか話せない(商品への熱意がない)
これは台本があるんだろうなっていう感じの喋り方です。心理学の本をいろいろ読めばわかりますが、YESを言わそうとしてる感じがあったり、いきなりプレゼントしてくる系はもう心理学を使った段取り通りなんだろうなってすぐにわかります。だいたい同じことを言うし、やり方も似てます。
なんども営業マンや詐欺っぽい人と話してると「おっ、この流れは前の営業マンと一緒だな」と思える時がそのうちやってきます。
6、不安をあおる
やたら社会情勢の不安を煽ってきます。例えば少子化問題。少子化で集客が減っているのでは?とか、少子化で売り上げが減っているのでは?とか、ライバル店が多くて大変では?とか、そんなことばかり言ってきます。
7、貴族、王族、大富豪と関係がある、有名人と仲がいい(権威を語る)
王族と仲がいいとか大富豪と知り合いだと言って、その後に金儲けや夢が叶うような話の流れなら高い確率でアウト。
自分を凄い人だと思わせるための嘘です。
ただ、本当に知り合いの可能性があるのでそのときは写真や動画を見せてもらいましょう。
8、突然「詳しい話を聞きたい」と連絡してくる
過去に、「素晴らしいことをされているので話を聞かせてくれませんか」みたいなことをメッセージでしてきた保険のセールスマンがいました。「保険の営業じゃないですよね?」と聞いたら「営業じゃないので安心してください」と言ってたので会ってみると、やっぱり営業の話でした。本気で時間を無駄にしたなと思いました。嘘をついてまで会おうとするなんてどんな神経をしているのか本当に腹立たしい。
9、ブランド物や、高そうな物をプレゼントする(返報性の法則)
ブランド物の時計やブランドのバッグ、高そうな機器類をプレゼントしてくる場合があります。
そういった場合は本当に友達だったりなんども会っていて気心知れてるならわかりますが、2?3回会ったぐらいでそんなに話してないのなら断った方が無難です。
もし話が本当だったら?
もし良い話が本当だったらどうしよう…
そんなときにやるべき行動があります。
まずは「株式会社」と名乗っているのなら登記を調べてみましょう。
ただし、ペーパーカンパニーという名前だけの会社があって実態のない会社を悪用している人もいるので
要注意です。
次に、もし商標登録の話をしてきたら、本当に登録しているか検索してみましょう。
こちらで検索ができます。
ただ、商標登録には、申請から半年ぐらいかかるので
それ以上経過してるのなら申請内容に問題があり登録できていないということになります。
登録できてないのなら商標登録は無いのと一緒です。
https://www.j-platpat.inpit.go.jp/web/all/top/BTmTopPage
激安の1000円ぐらいのセミナーに誘われたり
成功者と呼ばれる人の家や店舗や会社に行く話になったときは一番注意してください。
こちらを読んでみてください。
セミナー詐欺に参加して騙された人についてインタビューしたそう。
ネットワークビジネスもこの流れで誘ってくることが非常に多い!!
https://www.ktv.jp/runner/18pm/2017_04_26.html
ホームーページを調べましょう。
ホームページには今までの実績や考えなどが載っているはず。
そして経営者のビジョンや人柄、なぜ今のビジネスを始めたのかも載っているので
めんどくさがらずにしっかりと検索しましょう。
有能な経営者なら必ず名前がヒットします。
ホームページや経営者の名前で検索してもなにも出なかった場合はアウトです。
信ぴょう性が無いので話を聞く必要はありません。
商品のことが新聞に大々的に扱われたと言われたら、こちらを読んでみてください。
大企業は記事型広告という、新聞型の広告を出すことができます。
新聞の一面全てに載ってるのは広告なので企業がお金を払って載せてます。
https://oshiete.goo.ne.jp/qa/1998139.html
テレビで紹介されたと言われたら、それも広告です。
とくにドキュメンタリー番組。
実は、今日はPR会社の営業の方とお話をしました。
テレビ番組は200ー300万を払えばテレビで取り上げてくれるそうです。
商品(とくにサプリ)には化学的な根拠があるとか、有名な科学者が関わっているとか、
そんなことを言われたら論文を検索しましょう。
「科学者」と言うからには論文を出してる可能性が高いです。
と、ここまで書きましたがネットワークビジネスの商品は良いものもあるし
営業マンの熱意を感じると素敵だなと思います。
ただ、必要のないものを売りつける営業マンは熱意ではなく
売り上げが前面に出てるのがすぐにわかるので話をしていると時間を無駄にしたなと感じます。
騙されないようにするためには予備知識を持って備えることが大切。
「心理術」系の本を読んでおくとおもしろいぐらい当てはまることをしてくる営業マンや詐欺師がいるので、どうしても騙されたくない!って人は読んでみてくださいね。